2016年10月07日

ハルツ狭軌鉄道編成(6-2)

JAM2016に出展する。
参加したのは、8月20、21日の二日間。

IMG_6421.JPG

この編成の完成形をフルで出展するのは、これが初。
JBF2016 にも出展したが、その時は、
機関車+荷物車+客車1両の3両編成で、
ステッカーによる装飾もない状態であった。

JBF2016 では比較的順調に走ったので、今回も大丈夫だろうと思っていたが、
走らない。何故だか走りが悪い。よくつっかえるのだ。
一日目は結局、客車は全部外し、機関車と荷物車だけで精一杯。それでやっと走る程度だ。
それを脇で見ていた関山氏曰く、
「あの小さい車輪、私、使いません。あれは抵抗が大きいんでダメです。
諦めて車輪、変えた方がいいかもしれませんね」
後日、確認したところ同様のことを氏はブログにも書いている
Legoゲージ推進機構日報(2010年03月23日付)

しかし、「諦めろ」と言われると逆らいたくなるのが人情。

ほほう…、そーまでゆーなら、やってやろーじゃねぇか、このヤロー。

無理だ、ダメだと言われると、
全力で横車を押してみたくなるのが私の悪い癖。
この日は諦め、荷物車、客車の車輪を全部外して、宿に持ち帰る。
何か方法がある筈だが、とはいえ、どうしたものか?

とりあえず、風呂に入って考える。
差すとすれば油だろう。
本式に機械油(クレ551のような)を考えたが、
油の成分によってはパーツの劣化、破損の原因となるので難しい。
とするとサラダ油か?
しかし、油も粘度が低いと垂れて流れてしまう。
適度に粘性があり、滑りのよいもの。
何かないか? そう思ったとき目に入ったのが、
LUXスーパーリッチのコンディショナー。
シャンプーだと粘度が低くてダメそうだが、コンディショナーは固くていけそうだ。
パサついた髪が滑らかになるなら、車輪の回転も滑らかになるのではないか?

ということで、コンディショナーを潤滑剤に使用する。

まず、ペットボトルのキャップに、コンディショナーを適量垂らす。
IMG_0873.JPG

軸の先をプールしたコンディショナーに突っ込み、適量すくい取る。
IMG_0875.JPG

そのまま車輪を軸に差し込み、軽くころころ回して馴染ませる。
先端から漏れ出た分は、ティッシュまたは綿棒で綺麗に拭き取る。
IMG_0876.JPG

そして、装着。
IMG_0877.JPG

走り具合は、以下のとおり。
8分12秒から拙作の出番なので、とくとご覧いただきたい。

(動画撮影= Masao Hidaka 氏)

前日の不調がウソのように、フル編成でも滑らかに走る。
結局五分以上走らせていたと思うが、関山氏のブログにあるような、
軋む音も聞こえてこない。しかも何となくいい匂いもする。

どーだ、見たか、このヤロー。

…とはいえ、その場しのぎでやったことに変わりは無い。
後で調べてみたが、プラモデル用にTAMIYAのセラミックグリスというのがあるそうだ。
戦車やガンプラの摺動部に使うものらしい。同様のもので、
モリブデングリスというのがあるそうだが、
それは金属モデル専用なので、プラや樹脂には使えないとのこと。
使うと、パーツの劣化が早まるとのことなので絶対に使わないこと。

変わったところでは、
ABS樹脂製リコーダーのジョイントに使うグリスも有効ではないかと考えている。
この樹脂は、レゴブロックの材質に同じであるから相性はいい筈だ。
しかも先の模型用グリスと比べて格段に安い。
一度試してみてもいいかもしれない。

今回で、ハルツ狭軌鉄道編成の話はひとまずお仕舞い。
なお、ハルツの車両群は、今後も継続して増やしていく予定。
21日参加されたAP氏からハルツでの面白い話を聴いたので、その時はそれも再現したい。
さて次回から、どうしよう?


posted by KM at 23:00| Comment(2) | 制作日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

ハルツ狭軌鉄道編成(6-1)

ハルツ狭軌鉄道編成は、
もともと本年6月、神戸・六甲アイランドで開催された
Japan Brick Fest 2016(以下JBF2016)に新作として出展する目的で制作した。
しかし、実際は時間の都合で完成までは至らなかった。

唯一完成と言えるのは機関車だけ。
荷物車、客車は鋼体のみでステッカーによる装飾は間に合わず。
客車は2両予定していたが、もう1両は全く手が回らず未完のまま当日を迎えた。
以下が、JBF2016参加時の写真である。

ハルツJBF2016ver_1小.jpg

ハルツJBF2016ver_2小.jpg

JBF2016では、多少トラブルはあったものの走りは良好で申し分ない。
とはいえ、問題がまるで無いわけではなかった。
JAM2016で完全版を公開する前に、いくつか細かいチューンアップを施す。
特に記録に残してはいないが連結器を作り直し、さらに機関車の足まわりの補強も行った。
足まわりの中、特に問題だったのは、
クロスヘッド、合併テコ付近(下の写真、黄色の円内)。
足まわり補強1.jpg

垂れポッチをパーツ同士で挟んで圧着させていたのだが、
走っているうちに少しずつ振動で外にめくれていってしまうことが発覚。
これは直さないといけない。
IMG_7015.JPG

足まわり補強2.jpg

垂れポッチ。
肝心なところでもう一つ役に立たないパーツである。
一体誰がどんなコンセプトでこの形にしたのか全く判らない、
箸にも棒にもかからない困ったパーツだ。
とはいえ、クロスヘッドのデザインには申し分ないので、接着することにした。

溶着材でも良かったのだろうが、今回使うものは、両面テープ。
足まわり補強3.jpg

テープをハサミで適当な大きさに切って、
ポッチの裏側の平らな面に貼り付ける。
足まわり補強4.jpg

組み合わせ、しっかり貼りつせて、完成。
足まわり補強5.jpg

両サイド同様に工作し、軸に装着。
機関車のメンテナンスはこれでお仕舞い。

次回は、いよいよJBF2016。
posted by KM at 23:00| Comment(0) | 制作日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

ハルツ狭軌鉄道編成(5)

ひとまず完成形。

・BR99 6001-4
デザインは、概ね当初の設計案をベースに再現しているが、
細かいところで表現は変えている。
LDDによる当初の設計詳細はこちら→ハルツ狭軌鉄道編成(2-1)

BR99-6001-4完成形1小.jpg

前回掲載したドクロマークの警告文。
機関車警告文.jpg

BR99-6001-4完成形3小.jpg

機関車には、Lモーターとリモコン受信機搭載。
電池ボックスだけは、後ろの荷物車に委ねた。
BR99-6001-4完成形2小.jpg

          ★ ★ ★ ★ ★

・荷物車
この荷物車は、電池ボックスを仕込むことを前提に制作した。
といっても、箱と機関車から引き込んだ配線の嵩は知れている。
ちょっとした作業机など内装を作る余裕はあるのだが、
ここは敢えて何も設けていない。

今回の牽引機は自作動力車である。
トレインモーター以上の牽引性能は期待できない。
そうなると車体重量の調整も重要な課題となるので、
ひとまず、ここは必要なもの以外設けないとした。

なお、荷物車は設計当初のデザインに比べ、かなり変更を加えている。
設計当初の詳細はこちら→ハルツ狭軌鉄道編成(2-2)

窓のデザインを変更。
2x1x2 窓二つによる横組みを止め、よりシンプルなトレイン窓にした。
車体側面、配電盤(?)と思われるボックスの扉のデザインも変更。
2軸ボギー台車の間違いを2軸車に訂正。
IMG_6979.JPG

IMG_6972.JPG

車幅7に対して、デッキの幅は6。
ステップが左右に約1幅ずつ飛び出しているので、合計約8幅という変則的な構造である。
デッキ部分の構造は、客車もほぼ同じである。
IMG_6982.JPG

デッキのないエンドの貫通扉のデザインを変更。
機関車から引き込んだ配線の可動域を確保すべく引き込み口を広く空けた関係で、
単純積分によるデザインに直した。
ハルツ鉄道荷物車2小.jpg

引き込むとこんな感じ。
ハルツ鉄道荷物車1小.jpg

          ★ ★ ★ ★ ★

・客車2両
デザインは、概ね当初の設計案をベースに再現しているが、
細かいところで表現は変えている。

荷物車同様、現段階で内装は特に設けていない。
一基のLモーターの牽引力がどれほどなのか定かでなかったからだ。
何度か走行試験は行ったので、追々様子を見て工作する予定。

当初の設計詳細はこちら→
ハルツ狭軌鉄道編成(2-3)


ハルツ鉄道客車6.jpg

ハルツ鉄道客車1小.jpg

ハルツ鉄道客車2小.jpg

列車の最後尾にはテールマーク。
ドイツの鉄道界では正式に何と呼んでいるの判らないが、要するにテールマーク。
四角形の対角線が作る三角形を紅白で塗り分けたものがそれである。
ハルツ鉄道客車3小.jpg

ハルツ鉄道客車5小.jpg

          ★ ★ ★ ★ ★

最後に編成の全体像(クリックすると別窓で拡大)。
全体編成図.jpg

この写真に限り、画像をPhotoshopで合成した。
全て繋げると意外に長く、広げて撮影できなかったためである。
強引に合わせたため、整合性の取れない点があるがそれもご愛敬。
こんな感じなんだなと言うことが判っていただけると有り難い。
posted by KM at 23:00| Comment(0) | 制作日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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