2018年05月26日

私流植栽の作り方1−3

前回の続き。


私流植栽の作り方・基礎編〉及び〈私流植栽の作り方・発展編
を踏まえた上で読み進めて頂くと、より理解が深まると思います。


★ ★ ★ ★ ★
私流植栽の作り方
応用編1


ところで、これまでに使用したアームは全て直線パーツであるが、…

〈写真@〉
作り方発展3.jpg

しかし同じ事は、以下のような角度の付いたリフトアームでも可能である。

〈写真A〉
作り方応用1.jpg

例えば3x5の直角リフトアームを使うと、以下のようになる。
直角なので、アームの周りを覆うのは容易だ。
場面によっては使い勝手が良いかもしれない。

〈写真B〉
作り方応用2.jpg

〈写真C〉
作り方応用3.jpg

3x7の角度付リフトアームを使うと以下のようになる。
もっとも、傾きが特殊である為、
実際に使うとなるとそのシーンはとても限られたものになるだろう。
アームの周りを覆って隠すのも骨が折れそうだ。

〈写真D〉
作り方応用4.jpg

〈写真E〉
作り方応用5.jpg

では、こうしたアームが使えないかというとそうでもない。
むしろ、形状が特殊であるが故出来ることがある。

     ★ ★ ★ ★ ★

レゴの茎パーツの欠点は、
上向きに生える一方で横方向のボリュームがない点にある。

〈写真F〉
作り方3.jpg

しかし、現実には、植え込みの緑は縦横に半ばドーム状に枝葉を広げる。
日当たり具合によっては綺麗なドームにはならず、
横に歪に膨らんだ形で繁茂する。
こうしたより自然な植生をレゴの積分で創り出すのは、容易ではない。

〈写真G〉府中市郷土の森公園(東京)
作り方応用20.jpg

〈写真H〉区立飛鳥山公園(東京・北区)
作り方応用21.jpg

そこで、角度の付いたアームの出番となる。
上手くすれば以下のような形で、
より自然で立体的な紫陽花の植え込みを再現することも可能だ。

〈写真I〉拙作〈道成寺〉より
作り方17.jpg

     ★ ★ ★ ★ ★

まず、植え込みの仕組みだが
具体的には、ミクセルの球体関節を併用することにより成る(写真J参照)。

球体関節は3パターンあるが、
ここで主に使うのは黒のペグ付関節だ。
新灰の軸付関節を使用することは稀である。

〈写真J〉
作り方応用6.jpg

濃灰のバー付関節は最近出たばかりのパーツだが、
以下のような形で使えるので、今後使用が増えるかもしれない。

〈写真K〉
作り方応用7.jpg

さて、この関節を埋め込む場所は、
大体、リフトアームの角。
例えば3x5リフトアームに球体関節を取り付け
適当に角度を付けて地面に設置すると、以下のようになる。

〈写真L〉
作り方応用8.jpg

〈写真M〉
作り方応用9.jpg

このアームに、これまでの要領で茎パーツを取り付けて盛るわけだが、
試しに紫陽花を作って盛ったものが以下である(写真N、O、P参照)。

〈写真N〉
作り方9.jpg

〈写真O〉
作り方11.jpg

〈写真P〉
作り方10.jpg

この仕組みを応用すると、
例えば以下のように、手前から奧へと歪に円く膨らんだ植栽を再現することも可能になる。

〈写真Q〉拙作〈白鳥庭園〉より
作り方応用22.jpg

ちなみに、写真Iの紫陽花に用いたのは、以下のリフトアームである。

〈写真R〉
作り方応用10.jpg

     ★ ★ ★ ★ ★

次回、応用編2。
紫陽花の具体的な作り方を紹介する。

続く

註※ 写真は全て筆者による。


posted by KM at 12:00| Comment(0) | パーツ研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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