2018年05月24日

私流植栽の作り方1−1

〈写真@〉筆者の植物用パーツボックス
作り方1.jpg

前回の〈世界遺産展作家に学ぶ植栽の作り方〉の流れで、
今回は〈私流植栽の作り方〉。

創作レゴの分野で、建築はメジャーである。
近年、CREATORモジュールタウン・シリーズの影響もあるのか、
割と凝った造りの外見や内装の建物を作るビルダーが増えたように思う。
それは結構なことだが、反面、庭の造作や植栽となると、
出来が今一つという作品が多く感じられる。

もっとも、レゴでリアルな植栽を作るとなると、
なかなか形状の特異性から難しいものがあるのは事実だ。
そこで、その限られた状況の中から、
もうワンランク上の植栽を作るにはどうしたらいいかを考えてみたい。

★ ★ ★ ★ ★

私流植栽の作り方
基礎編


まず多く場合、
植栽というと、三つ股茎パーツに花をあしらって
適当に地面に並べるというのが通例である。

〈写真A〉
作り方3.jpg

無論、このやり方でも悪くはない。
この方法が最適であるという場面もあろう。
しかし、一つ欠点があるとすると、
何かの弾みでポロッと外れてしまう点にある。

茎パーツは柔らかい素材で出来ているので、
ものによるとパーツ同士のはめ合いが緩いことがあり、
横からのごく軽い衝撃で外れてしまうことも珍しくない。
特に、JBFなど出張展示の際の輸送による破損は免れない。

かといって、植栽だけ別に袋に詰めて送って現地で植え直すとなるとなかなか手間である。
一つ二つだけならまだしも、庭園の花壇や丘陵地のジオラマのように、
大量の茎パーツを使用する場面ではそれだけで多大な労力となる。

そこで最近、私は次のような方法を採っている。
それは、Technicのアームと固定ペグを使う方法だ。

     ★ ★ ★ ★ ★

基本的な材料は、

・アーム厚手(基本の色は黒、長さは任意)
・固定ペグ(基本は、アームの端から端まで等間隔に並ぶだけの数)
・三つ股茎パーツ(固定ペグと同数)
・地面に固定するための1x1ブロック、
 または1x1プレート(いずれも色、形不問)、2つ。

である。
今回は、アームの長さを7、ペグの数を4、
地面に固定するパーツをラウンドプレート2枚とする。
アームの色が黄色なのは、
パーツの組み合わせの状態を視覚的に判りやすくするための措置であり、
それ以上の意味はない。

〈写真B〉
作り方基礎1.jpg

まず、アームに固定ペグを等間隔に挿す。

〈写真C〉
作り方基礎2.jpg

次に裏返して、ペグの挿してない穴にプレートをはめる。

〈写真D〉
作り方基礎3.jpg

表に返して、固定ペグの先端に茎パーツを順番にしっかり深くはめる。

〈写真E〉
作り方基礎4.jpg

すると、以下のようになる。
こうすると結構な衝撃を与えても簡単には外れない。

〈写真F〉
作り方基礎5.jpg

もっとも、このままでは使えない。
足下のアーム部分を覆って隠す必要がある。

〈写真G〉
作り方基礎9.jpg

一つの方法として花壇という方法がある。
例えば、周りをレンガ目地のブロックで覆ってやると以下のようになる。

〈写真H〉
作り方基礎10.jpg

〈写真I〉
作り方基礎11.jpg

アームの色だが、基本を黒としたのは単によく手に入る色であり、
また目立たない色だからである。
写真Iのように、上から覗き込むと中のアームの色が目立ちよろしくないが、
以下のように黒だと陰に隠れるのであまり気にならない。

〈写真J〉
作り方基礎12.jpg

今回は、花壇を例に引いたが、
例えば緑のブロックやプレートで作った地形で周囲を覆っても構わない。
要は、その状況に対し、不自然でなければどんな方法でも構わない。

     ★ ★ ★ ★ ★

ところで、このやり方は、薄手のアームでも応用できる。
基本的な材料は、

・薄手のアーム(基本の色は黒、長さは任意)
・3/4ペグ(基本は、アームの端から端まで等間隔に並ぶだけの数)
・三つ股茎パーツ(固定ペグと同数)
・地面に固定するための1x1ブロック、
 または1x1プレート(いずれも色、形不問)、2つ。

作り方は、厚手のアームを用いたときと同じである。

〈写真K〉
作り方基礎6.jpg

厚手のものと比べると、
当然ながら、その厚みが半分になるので、その分低くなる。

〈写真L〉
作り方基礎7.jpg

〈写真M〉
作り方基礎8.jpg

先ほど同様、レンガ目地のブロックで花壇に仕立ててみる。
低く仕立てることが出来た。

〈写真N〉
作り方基礎13.jpg

以下のように、上から覗き込んでアームの空白が目立つ場合は…、

〈写真O〉
作り方基礎14.jpg

その隙間を、茶色の1x1プレートを伏せて止めて埋めてやると、
土のように見える。

〈写真P〉
作り方基礎16.jpg

〈写真Q〉
作り方基礎15.jpg

     ★ ★ ★ ★ ★

最後に、
今回、茎パーツを使用したが、他の植物パーツにも応用が利く。
特に相性が良いのは、以下の3枚葉パーツや笹パーツである。
これらも茎パーツ同様、
直に地面に貼り付けると、ふとした衝撃で外れること多々。
これも茎パーツ同様、扱いが厄介なパーツである。

〈写真R〉
作り方基礎17.jpg

いずれもペグに挿すことが出来る。
こうすると、やはり簡単には外れない。

〈写真S〉
作り方基礎18.jpg

     ★ ★ ★ ★ ★

こうしたことを踏まえて、次回、発展編。

続く


posted by KM at 12:00| Comment(0) | パーツ研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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