2016年10月03日

ステッカーを作る(2・『ハルツ狭軌鉄道編成』編)

ステッカーを貼り付ける。

今回のステッカーはバラエティに富んでいる。
諸元表はもちろん、ピクトグラム、ドイツ語の警告文まで、パターンいろいろ。

IMG_0869.JPG

荷物車デッキ側エンドにドイツ語の警告文を貼り付ける。
車両全体を綺麗に写した画像は多いが、諸元表や警告文に着目した写真はそうそうない。
画像の解像度により文言が判読しにくいことが多々あり、その度により条件のいい画像を検索したり、それも難しい場合は、文法、スペルともに正しくなるよう試行錯誤したりしながら解読し、制作した。
ドイツ語の辞書は必須である。

IMG_0865.JPG

下の画像が、上の警告文を拡大したものである。意訳すると、

〈 列車の外に燃えたものを投げ捨てないで下さい。森林火災の原因となります。 〉
〈 デッキには長居しないで下さい。 〉


要するに煙草、マッチの車外ポイ捨て禁止。
ブロッケン山麓の森林帯を駆け抜けるのだから、それも当然の配慮だろう。
デッキに長居するな、というのは安全上当然だが、
そうしたくなる気持ちはよく判る。

ステッカー2.jpg

これが客車となると少し違ってくる。以下の画像がそれ。
車外ポイ捨て禁止の文言は同じだが、
下の文言がよく判らない。直訳すると

〈 12の立ち席有り
     大人が同伴のお子様 〉


例えば、生徒を引率する先生が一人いれば子供を12人まで立ち席で乗せることが出来ます、
という意味なのか? 東京の子供たちが挙って高尾山に遠足に行くように、
付近の子供達の遠足はブロッケン山なのかもしれない。

ステッカー3.jpg

禁煙のステッカーはピクトグラムとドイツ語版の二通りある。
年代によって使っていた時期が違うのかもしれないが、その辺りはよく判らない。
一応二通り作ったが、結局、今回はピクトグラムで統一した。
ステッカー4.jpg

荷物車、客車共通して、デッキの手摺りに同じ警告文。

IMG_0866.JPG

これまたよく判らない独文。下の画像が、それを拡大したもの。

〈 走行中はしっかりつかまって下さい(または、固定して下さい)。
走行中は開放しないで下さい。(?) 〉


前文の"festhalten"が何を意味しているのかよく判らない。
後の開放するなは、おそらくデッキの昇降口を塞ぐ転落防止を兼ねた開閉柵のことだろう。
とすると前文は、その柵をしっかり固定しろという意味か? 
それとも、デッキに出た者はしっかり手すりにつかまれと言っているのか、そのあたりがよく判らない。

ステッカー6.jpg

諸元表作りは、見たものを見たまま作るということに徹しないと厳しい。
業務上の独特の符丁が用いられているので、ドイツ語原文以上に意味がわからない。
何か知ろうとすると、辞書を引く以上に調査に時間がかかってしまうので、こだわらないに限る。
多分、所属運転所のネームだろう、これは車両の幅員で年月日は整備した日付だろう、
などと想像しながら作る。

ステッカー5.jpg

凹形のものを初めて作る。切るのが手作業なので、窪みを切り取る手は自ずと慎重になる。
これも出来る限り一々考えずに見たまま作った。気にすると本当に際限がない。
しかし、これは一体何のボックスの蓋なのか?
+や−の記号のあることから、電気系統の何かなのか?
IMG_0857.JPG

IMG_0860.JPG

最後に機関車のものから一つ変わったものを。

〈 警告! 飲み水ではありません。 〉

ジョリー・ロジャーを思わせるドクロマーク。
誰も飲まないとは思うが、
こんなユーモアの利いたステッカーが機関車の貯水タンクに貼られている。
ステッカー1.jpg

ひととおり貼り付けて、ようやく完成。
続く。


posted by KM at 23:00| Comment(0) | 制作日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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