2016年12月06日

クリブリコンテスト出品作品(6-3)

今回は内装編。
…と言いつつ、カフェの外観から話を再開。

          ★ ★ ★ ★ ★

・GF/カフェ&バー"Black Cat"

〈写真H〉カフェの外観を拡大する。
2013.1.18 085.JPG

1898年創業。
外観は黒で高級感を。
現代建築に見られる大きな一枚ガラスの窓は用いず、
小割りにすることでレトロさを演出した。
外装上部の羽目板に、看板代わりに店名、創業年が記されているのをよく目にしたので、
そのデザインを踏襲する。

店舗が入るGFと1Fとの間には、
軒庇の代わりに植栽が設けられており、季節になると色とりどりの花が咲く。
店先に鉢植えを吊した光景もよく見かける。

植栽は、青い花をあしらった三つ叉の葉っぱパーツを
ヒンジパーツで傾けてランダムに配置。
店の玄関の両サイドに吊した黄色い花の鉢植えは、
その昔エクソフォースに入っていた緑のカツラと、
黄色の12歯のベヴェルギアを組み合わせて作った。

〈動画@〉

店の雰囲気、内装などは、この古い動画を参考にした。
1959年、ロンドン、ソーホーのカフェ&バーを特集したドキュメンタリーでなかなか興味深い。
いろんなイメージを吸い上げた結果、
単に洒落た店というより、
事情通やら文士やら一癖も二癖ありそうな客が集まりそうな店を作りたいと思った。
古くから、トーリー、ホイッグ、王室の未来などなど国や政治、経済の在り方を、
立ち飲みしながら侃々諤々議論しているような、そんな店だ。

〈写真I〉
2013.1.18 132.JPG
販売スペースには、ダッチ式コーヒーメーカー、ミキサー。
ショーケースにはケーキも並ぶ。
ペーパースタンドには、話のタネとなる高級日刊紙を配置。

〈写真J〉
2013.1.18 127.JPG
ミニフィグを配置する。
新聞の広がったテーブルを囲うように、
一家言ありそうな時代がかった服装の老人、
ビジネスマンと大学生を三つ巴に配置し、
討論スタート。

          ★ ★ ★ ★ ★

・1F/新婚夫婦の部屋

この部屋には、カラクリが仕込まれている。
新婚夫婦という設定は、それ故に考えた設定であるため、それ以上の深い理由はない。

〈写真K〉
2013.1.18 143.JPG
内装は、新婚夫婦の居室らしく小綺麗なものにした。
チェスト、本棚、ラブソファに白い円形ラグ、奧の窓際には、蓄音機。
この頃には、すでに電気式レコードプレーヤー(所謂、電蓄)が登場していたが、
あのデザインはシンプルすぎて味気ない。
やはり形状のお洒落さでは、蓄音機に勝てない。

〈写真L〉
2013.1.18 145.JPG
ミニフィグを円形ラグの上に配置する。
このラグの下には、
ゴムベルト(要は輪ゴム)を巻いたプーリーのついた軸が縦に仕込んである。
プーリーに巻かれたベルトは、奧の蓄音機の下、
プーリー代わりのハーフペグの取り付けられた軸に跨がっている。
外からある方法でハンドルを回すと、
このベルトを介して、ミニフィグが回転すると同時に
奧の蓄音機のレコード盤も回るように出来ている。
ビートルズのナンバーで戯けて踊っている、という設定だ。
また、ラグ下の軸は、同時に、GF階のシーリングファンの軸も兼ねており、
人形の回転と共に、ファンも回転する。

詳しくは、本ページ末尾に上げた拙作の動画をご覧いただきたい。

          ★ ★ ★ ★ ★

・2F/探偵事務所

実は、モジュールタウン・シリーズよりも先に、探偵事務所を作っていた。
イギリスといえば、やはり探偵小説である。
シャーロック・ホームズであり、エルキュール・ポワロだ。
写真には見えないが、部屋の片隅に衣紋掛けがあり、
ディア・ストーカーとインバネスが引っかけてある。

〈写真M〉
2013.1.18 158.JPG
依頼人の女、斜向かいに探偵。デスクには、ワトソン役の男。
彼女が探偵に何を依頼したのかは鑑賞者の想像に任せる。
物語の展開次第では、推理作家になれるかも知れない。

          ★ ★ ★ ★ ★

最後に本作に関する拙作の動画を。
粗が多いが、初めて作った動画故それなりに愛着もある。

〈動画A〉


          ★ ★ ★ ★ ★

総評。
ここまでやっても2位だった。
敗因は判っている。
ガキに媚びないからだ。
だが、そんな仕事は私の仕事でない。
子供だろうが大人だろうが、違いのわかるヤツだけついてこい。傲慢上等。
それでいいので、今回は90点。


posted by KM at 08:46| Comment(0) | 作例研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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